HP200LXのソフト環境
ここでは、私が愛用しているソフトを中心とする利用環境をご紹介したいと思います。
1.HP200LXのソフト環境の概要と私の使用しているマクロ
2.HP200LXの使いこなしのための必見Webサイト
・HP200LXのケース
・HP200LXとプリンターをつなぐ
・HP200LXにNewtonKeyboardをつなぐ
・インターネット接続の方法3.画像をファックスする
4.HP200LXを地図帳化する
5.D-Mailからきゃらメールにメッセージを送る
6.HP200LXに時刻表を取り込む
7.百科事典を使う(2003.04 ) 「広辞苑第5版のインストールに成功」記事追加
8.Projectを管理する(1999.04)
9.VZでテキストDBを管理する(2002.05)
10.Windowsと連携する(1999.06)
11.WWW/LXを使い倒す(未定)
12.WindowsとHP200LXの一体化(2002.05)
13..WIndows・シグマリンII を含む一体化(2003.04)この他にも続くかもしれません。
一言でいってしまえば、HP200LXが優れているのは、それがIBM互換のれっきとしたDOS/Vパソコンだということによりましょう。HP200LXの環境整備は、そもそもは、その基本機能にほれこんだパソコンの達人達が、まず日本語化することでもっと使いやすい環境を構築しようと、手分けして8ドットの「えりさフォント」をつくってしまったというところからスターとしているようです。何とすばらしいことでしょうか。しかも、この達人達は、およそ考えられるあらゆるソフトを作成し、しかもFreeSoftとして提供してきてくれているのです。
私がHP200LXにほれこんだのは、こうした熱意ある人々の無償の行為によって支えられてきているHP200LXの環境全体にふれこんだということでもあるのです。そうした中で、私ができることとして地図を作成・提供してきたのも極めて自然ななりゆきだったのです。HP200LXのソフト環境は、これまで2冊のバイブル本となって結実していきています。現在は、さらに、3冊目のハードウェアのバイブル本が出版されています。これらの3冊のバイブルは、HP200LXをきちんと使いこなしたいと考えるユーザーには必読本です。さらに、詳しく知りたい方は、NiftyserveのFHPPCのフォーラムを見ていただくのがよいでしょう。ここでは、今でも連日のごとく新しい挑戦が行われており、HP200LXを一層使いやすいものにしてくれているのです。(ちなみに1998年1月現在ですと、バックライト化液晶の開発についての話題が盛んです)
詳しいソフト環境はこれらに委ねるとして、ここでは、私の私用している環境の一部をご紹介しておきましょう。
HP200LXにはPIMとしての基本データを他のデータ等と連動させることができるように、マクロ機能がセットされています(実は私はこれで初めてマクロを本格的に使用するようになったのです)。つまり、これを使用することによって、一度入力したデータを何度も入れ直すようなことをしなくても済むようになるのです。
パソコンとしてのすばらしいソフトはもっといろいろありますが、ここでは、紹介されることが少ないマクロの使用例として、現在の私の環境の一部を紹介しています。何かの参考になれば幸いです。●汎用TodoListについて
●私のお薦め、[記録簿seisan.gdb]について
●ファックス文書の送信について
HP200LXの最大の魅力は、これを自分流にいかに使いこなしていくか、というカスタマイズ性の高さにあると思われます。「●私のHP200LX」でもご紹介している様々な周辺機器の活用はそうした一例ですが、実はこれらのノウハウをまとめていらっしゃる方がおられます。私の使いこなしのいくつかも、実はこの方のホームページを見てから初めて実行する気になったものです。きちんと使いこなしたいと思われるなら必見のサイトです。そこでは、主として以下のような内容について記載されています。丁寧な記述とセンス溢れる表現技術も大いに参考になります。
こちら(PROTEUS's SPACE )がそのサイトです。・HP200LXの様々な「ケース」
・HP200LXとプリンターをつなぐ
・HP200LXにNewtonKeyboardをつなぐ
・インターネット接続の方法
最初に通常のファックス送信方法について書いてみましたが、画像をファックスするのはちょっと複雑になります。
しかし、これもいろいろ親切な方がいて、様々なソフトを開発され、また、それらの使い方を教えてくれています。その方法はここに示すとおりです。
1997年末くらいから「ProAtlas(アルプス社)」という地図関係のCDから地図データを切り出して、それをHP200LXの中に入れ込んでHP200LXを地図帳として使おうというプロジェクトが動き出しました。これにGPSをつなげばちゃんとしたナビゲーターとしても使用できるという優れものです(残念ながら私のHP200LXにはGPSはつないでいません)。
おかげで、今や、私のHP200LXには、23区から横浜・鎌倉まで大きな1枚の図面(1/7万)と特定地区の拡大図(1/2万)を持つことになりました。そして今やフラッシュの中には、私の仕事で動き回る範囲の地図データが入ることになりました。現在のところProAtlasは全国版の他、首都圏版、東海版、近畿版等が販売されています。それらを使って地図帳化する方法はここに示すとおりです。
皆さんは、PHSサービスの中に「きゃらメール」というのがあるのをご存じでしょうか? 簡単に言えばポケベルのようなものです。ポケベルとちょっと違うのは、いったんホストで伝言を預り、それを相手のPHSに伝言が入ったことを通知をしてくれるというものです。したがって、ポケベルより(といっても私はポケベルがどのように使えるのかを十分理解しているわけではありませんが)確実性が高いのではないかと思います。しかも、拡張設定することにより、70文字まで送信可能になっています。
通常の送信方法はポケベルと同じですが、最近、これにインターネットから伝言を送れるようになったのです。モバイラーのお遊びがまた増えてしまいました。
通常のパソコンのインターネットからの送信は、普通の方法で良いのですが、HP200LXのD-Mailから送信するにはちょっと工夫が必要です。その方法をここに示してあります。
私は、女子短大生お相手の講義にちょっと使わせていただこうかと......(>_<)\バキ。
HP200LXでは、現在時刻に対して、あと何分で次の列車が到着するかを教えてくれる「NextTrain(TOYOさん作)」というおなじみの時刻表ソフトが使えます。
しかし、これの最も大変なところは時刻表データをどう作成するか、ということですがTOYOさんは、それもちゃんと考えてくれています(感謝)。
ここではそれをご紹介します。
最近はフラッシュメモリー(カード)も比較的安価になり、手の届く範囲になってきました。となると、それらに百科事典を入れて使いたくなってきます。それに携帯百科事典なら、いつまでも現役です。
ということで、現在、私のHP200LXの中には、「故事・古語辞典」「類語辞典」「マイペディア」「知恵蔵」「大辞林」「研究社英和和英辞典」が入っています。そして、とうとう2003年4月には「広辞苑第5版」も入ることになりました。
そのための方法をご紹介します。これは大當岳彦さんのWebPage他を参考にさせていただいています。感謝いたします。
Projectを管理すると一言でいっても、人によって仕事の内容は異なりますし、同じ仕事でも対処の仕方は異なりますから、どうしても一般的な方法にはなりません。ここでご紹介するのは、年間20数本の仕事を抱えるコンサルタントとしての私のProject管理の方法を紹介しています。
自分で言うのもおこがましいのですが、結構、”力作”のページですから、多少は参考にしていただけそうな部分があるかもしれないと思っています。
HP200LXは小さな筐体ですが、NEC98の初代LapTopに負けない程の能力を持っているわけですからワープロとして使うこともできますし、そうしたソフトもあります。しかし、VZエディターというHP200LXに最適とも言えるエディターがありますので、私はHP200LXではテキストを主体として扱うことをお薦めします。
文章のDB化には、テグレットの「知子の情報」というソフトがあります。これのDOS用バージョンがHP200LXで使えるというのを「モバイルプレス」で読んで早速導入してみました。もちろん、使えるのは確かなのですが、どうも軽快さに欠けるところがあります。私の意見では、これはデスクトップ機で使うのが良さそうです。
一方、VZエディターには沢山のマクロの蓄積があって、様々なことがこれで出来てしまうというのはご存じの方も多いのでしょうが、その中に「Lincard」というマクロがあるのはどの程度の人々が知っているでしょうか?私は、最近(2002.4)これに凝ってしまっているのです。またつい先日は、「RAM StarのCF512Mb」がHP200LXで使えると聞いて、これも導入しました。これまでLexerの320Mbで残り数Mbでやりくりしていたのですが、これでようやく、残り百数十Mbの広大なメモリー空間をテキストDBとして使える条件が整いました。
では私がどのようにVZでテキストを管理しようとしているのかご覧下さい。stkcardについて追加しました。えむしさん本当にありがとうございます。
いつもはMac使いの私も、とうとうWindowsを使うはめになってきました。それは地元や現地事務所の人々に資料する際に、パソコンのディスプレイをプロジェクターで映して説明するような場面が増えてきたからです。したがって、私のWindowsはNotePasoconになります。Noteであれば、当然ATAフラッシュでHP200LXのデータは互換性がとれることになります(実はMacともそれで互換性をとっているのですが)。その際、PIMの情報をどのように連携したら良いでしょうか?
簡単です。私はPIM情報はあくまでもHP200LXで管理しているからです。既にWindowsCEが発売されていますが、扱いやすさでHP200LXに勝るものはないと確信していますから、小物好きお道具マンの私も心を動かされなくて済んでいます。要するに日常的にはPIM情報はすべてHP200LXですから、どうしてもWindowsで使いたい時だけPIM情報が使えれば良いわけです。ここはその方法を紹介したいと思います。
「HP200LXでインターネットが使えないか」というテーマは、実は随分早くから解決されていました。メイラーのD-MAil、ブラウザーのBobcat、WebPageのDLソフトLouk等が主要なものでした。
しかし、ある時HVというソフトをどこかのSITEで見つけました(今では記憶の遙かかなた)。あまりの使いやすさに感激したのですが、残念ながら日本語がどうしても表示できません。そこでFHPPCに、日本語が使えないかものかどうか呼びかけて見ました。すでにその存在を知っている人は結構いたのですが、皆さん日本語は無理だと思っていたようでした。
しかし、そうした中で林さんが日本語を表示できる方法を示してくれたのです。それからひとしきり、FHPPCのMES20ではHV及びHV使用のベースとなるWWW/LXの議論が活発になりました。じゃん べさんのご努力でアメリカの作者と直接協議していく中で、ついに日本語表示が標準仕様となるようになりました。
今では、メーラー:POST/LX(この使いやすさも感激ものです)、ブラウザー:HV(HP200LXで初めて画像のInline表示が可能になりました。でもいつもはテキスト表示で使用していますけど(^^;)、ニュースリーダー:NEWS(Niftyの会議室もこれでOKになりました)、Nifty巡回:NIFROBO(telnet経由のNifty巡回だそうです。メールの送受信、MESのアップ等もこれで可能です。使いやすいWWW/LXのおかげで、出張時もいちいち環境設定することなく、これでNiftyの巡回ができるようになりました。)、WebPageのDL:get(私はこれで日経新聞の記事を読むことになりました)等様々のソフトがWWW/LXをベースとして動くようになりました。\(^o^)/
すでに多くのサイトでこうした環境の紹介がされていますので、私はそれを補足する情報の提供をさせていただこうかと思っています。(当時はそう考えていましたが、今はちょっと気分が萎えています。期待していた方はごめんなさい。m<(_ _)>m)
今までは、HP200LXを中心としてその使い方を書いてきましたが、パソコン環境もこの数年で大いに変わってきました。フラッシュカードはノートパソコンでもデスクトップ機でさえも標準でついているものもあります(もちろん私の選択する機種はそうしたものですが…)。
テキストを扱うのに、何もHP200LXだけにこわだる必要はないのです。
ただ、私はハッキリ言ってMSWordは大嫌いなソフトですし、HP200LXを使ってきて、テキストの汎用性やデータの軽さ・小ささがいかに優れたものかもよく理解できるので、最終的な成果に移すまでの間はテキストで扱うことが多いだけです。
そんなわけで、ここでは、HP200LXのデータをWindowsとどのように連携させているのかを書いてみましょう。
つい先日(2003年4月)、若松通商で1GbのCFを\29,500-で売っていたのを見つけ、殆ど衝動的に買ってしまいました。
容量が大きくなり、500Mb以上の空きがCFの中にできたので、ついついシグマリオンとデータを共用したくなりました。ついに、Windowsだけでなく、シグマリオンIIともデータ共用が始まったのです。これらを仲介するメディアは、もちろんCFです。基本的にはデスクトップで作業をしたものを、CFとシンクロナイズさせれば、HP200LXでも、シグマリオンIIでも使えるというわけです。
●それはどのように始まったか●HP200LXのソフト環境
・HP200LXのライト
・HP200LXのケース
・HP200LXとNewtonKeyboard
・HP200LXとデジタルカメラ
・HP200LXと通信
・HP200LXとマウス
・その他周辺機器
●なぜ 「シグマリオンII」 か?(2002年12月)●今度はシグマリオンIII!(2003年8月)