準備編1:準備編2:1)フランクフルトへ:2)ハイデルベルクへ:3)ローテンブルクへ:4)フュッセンへ:5)インターラーケンへ:6)ユングフラウヨッホへ:7)サンモリッツへ:8)ザルツブルクへ:9)ウィーンへ:10)ウィーンでの自由行動:11)帰国へ
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■はじめに:準備編-1(通信環境)
久しぶりに海外へ行くことになりました。そこでリアルタイム旅行記などを掲載してみたいと思います。
こんな気持ちになったもの「インターネット」があるおかげです。
今回の行き先は、ドイツ・スイス・オーストリアの以下の都市です。
訪問国 |
|
ドイツ |
フランクフルト、ハイデルベルク、ローテンブルク、ヴェルツブルク、フュッセン |
スイス |
インターラーケン、サンモリッツ |
オーストリア |
サルツブルク、ウィーン |
さて、大切なのは「通信手段をどのように確保しておくか!」です。
一応、新たに購入していた「SONYのPCG-C1S(左写真)」を持参することとしました。これは必須アイテムです。PCG-C1Sにはカメラもついていて、こんな目的には最も適しているパソコンでしょう。しかし、旅行中に作成したメモをホテルに帰ってまたキーボードで入力などというのは野暮と言うもんですよね。
(PCG-C1Sには、百科事典から広辞苑その他の辞典類が入っていますから、どのような文書を書くにも助けになってくれることでしょう。「そうだ!ついでにMP3の音楽データも入れていくかな?」なんてことは考えませーん(^^;。)
ということで、旅行中でも写真やメモも入力できるアイテムとして、デジカメ「SANYOのDSC-X100」と「HP200LX」(上の写真)も持参することにしましょう。
通信手段としては、NiftyのローミングサービスであるGRIC(GRICダイアルも入手し、これはPCG-C1Sで使えることが確認できました)またはCISを使うことにしました。面倒なことを避けるために、いつものメールはNiftyに転送しておいてもらうことにしましょう。(結局実験を兼ねて、日常的に使う「********」はそのままにしてHP200LXでの通信を中心とし、添付ファイル専用の「email@upm.co.jp」だけNiftyの「MGG03151@nifty.ne.jp」に転送しておくことにしました。いずれのアドレスでも私には届くと思いますが、とりあえずは「********」が嬉しいです。)
PCG-C1Sの設定は比較的簡単にゆきましたが、HP200LXの方は多少やっかいでした。こちらの方は、Polyloftさん作の「GRIC.PDB」をもとに、同梱してくれていた「WWWCFG.MAC(WWW.CFGを書き換えるマクロ)」を使ってWWW/LX&POST/LXで通信できるようにしておきました。
そしてこれらと同様に重要なのが、コネクター類の確認です。ソフト面は現地でもいろいろ挑戦が可能ですが、これらは現地で入手できるかどうかはわかりませんから、できる限りこちらで入手しておかなければなりません。
ということで、これらも一応対応器具を入手しておかなければなりません。
私の場合、パスポートセンターの売店でそれらを見つけることができましたので、ここで一括購入してしまいました。ただ、ACコンバーターだけは以前のものがありましたのでそれを使うことにします。これも通信等弱電用のものとヒーターやモーターを使う強電(とでも言うのかな?)用のものがありますので、ご注意ください。
写真左下は、ACアダプターのプラグ「SASCOM」((株)トラベラーズハウス:定価¥2800-)ですが、これ一つで殆ど世界中のコンセントがこれでOKという優れものです。
右下は、モデム用のプラグイン「ワールドコネクト」(城下工業(株)製造、(株)デバイスネット販売:定価¥7200-)ですが、これ一つでイギリス、ドイツ、フランス、ロシアが対応しているということです。さてどうなりますやら。
右上は、モデムチェッカー「モデムセイバーLT」(城下工業(株)製造、(株)デバイスネット販売:定価¥4800-)ですが、これも接続したまま通信可能、オスメス変換・極性の切り替え・4線式の内側外側切り替え等、様々な機能がついている優れものです。
左上、これは購入をためらいました。ビジネスフォンや多機能ホテル電話などへの接続を可能にするというもので「モデムダブラー・プロ」という製品(城下工業(株)製造、(株)デバイスネット販売:定価¥19800-)です。しかし、これがないためにつながらなかったというのは本当にシャクなので、念のために購入ということにしました。
これでいつでもメールの送受信の準備は完璧です。現地とは夏時間で7時間差(現地で正午の時、日本は午後7時です)ですから、夜までにメールを送ってくだされば、よほどのミスがない限り次の日には返事をお届けできるというわけです。
仕事が忙しいときに、こんな旅行で、関係者には不迷惑をおかけすることもあるかもしれませんが、所員が頑張ってくれていますし、メールはいつでも使えるということで、何とかお許しいただきたいと思います。よろしくお願いいたします。
m(._.)m。
平澤 薫 (1999.8.1)