１．なぜシグマリオンか？　　

２．シグマリオンのソフト環境

３．意外と便利だった使い方

４．PocketDos　　　　　　　　　

５．機能の拡張　　　　　　　　

　シグマリオンII　はWindowsCEをOSとしながら、MS-DOSが動きません。
　私がシグマリオンIIに惹かれた一つの理由が、２００LXで使用しているMS-DOSをもっと見やすい画面で、可能ならもっときびきびと動かせないか、ということでした。

　その可能性を示してくれたページに出会ったからです。
　京kyouさんのこのページです。

　残念ながら、現在はサーバーがトラブルを起こしたらしく、掲示板が暫定的なものになっていますが、当時はもっと充実した内容となっていました。

　

１）Dos化の目的

　Dos化の目的は、何と言ってもこれまで大量に蓄積されてきたDOSソフトと、多様な機能を持つVZマクロを使いこなしたかったからでした。
　例えば、こんな具合にです。

　

２）その方法と限界

　しかしそのためには、次のような苦労が必要でした。

• メモリーデバイスの名称変更（レジストリの修正）
• 関連ソフトの入手（現段階ではその詳細を省略させていただきます）

  それでも十分な成果は得られなかったのです。

  つまり、現段階でのWindowsCEには、次のような限界があったからです。

• 日本語入力ができない（PocketDos自身、日本語入力への配慮がされていないため、現段階の幾多の試みの中で、特殊なケースを除き、日本語入力に成功していないのです。あくまでも英文・数字入力まで、そしてViewerとしてまでの使用に限定されてしまいます。）
• 遅い（エミュレータソフトであることから、CPUの速度は上がっても、DOSとしてはHP200LXより動作が遅いのです。）
• 文字化け等が起こる（これは200LXで稼働するソフトと完全互換ではないせいでしょう。）

  とまあ、こんな理由で、結果的には思うような成果が得られなかったのです。

  
  2003年１月　

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