1．今度は 「シグマリオンIII」！４．シグマリオンＩＩＩの評価
シグマリオンIIIの環境設定も概ね終わったんですが、これまでに２回、ハードリセットの目に遭いました。これはショックです。
しかし、その度に新しいことに挑戦できるので、「これも良し」と考えないととてもやっていられません。
特に、最近はシグマリオンのソフト環境も充実してきて楽しくなります。フラッシュプレイヤーもバージョンが６に上がり、Webを見ても、動画のまま見ることができるのはとても楽しいものだということが良くわかりました。
私の、このページもちゃんと動いて見えるってのは本当に楽しいものですよ。
●デスクトップ・２００LXとのソフト環境の一体化
以前、２００LXのページで書いた 連携ソフトの一覧表（下表） がありましたが、その環境は基本的には引き継いだままです。
ただ、変わったのは、かってよりモバイルの必要性がなくなったので、Windows環境での作業が多くなり、出張などでモバイルが必要な場合だけ、ＣＦ（１Ｇ）にデータをコピーして、200LXやシグマリオンIIIで使うということでしょうか？こうやって下表を見ても、あまり大きな変更がないと思います。
＃私が進化していないってことかな？（＾＾ゞ
HP200LX Windows シグマリオンＩＩＩ テキスト作成・編集 VZエディター
VZエディター
同上マクロ
同上マクロ
（VZマクロ）
WZエディター
PWZエディター
文章作成（アイデアプロセッサーその他） IP
WinIP
IdeaTree
IdeaTree
TOMBO
TOMBO
日程表・TODO ApptBook
APPTS
DoDiary
DoDiary
（DoDiary）
TagSche
TagSche
（TagSche）
Outlook（予定表・仕事）
Rose
電話帳・連絡先 PhobeBook
PHONE
Outlook（連絡先）
Rose
データベース等（日記帳） Database、NoteTaker
GDBwin
BOX
XANA BOX（書籍？）
XANA日誌
XANA日誌
（ ）内はViewer
●PC と シグマリオンIII
PCとシグマリオンＩＩＩはＯＳが異なっていますが、基本的にできることにはそう大きな違いがありません。文章作成、表計算、文章・画像等の閲覧はもとより、ブラウザー、メーラー等、通常使うものは殆ど可能ですし、必要なデータはそのまま持ち運ぶことができます。
しかも、PCとあまり変わらない画面サイズで、PCよりはるかに小さく・軽く、スイッチオンですぐに使えるというメリットがあるのですから、これは堪えられません。（＾＿＾）問題は、環境設定が面倒だということでしょうが、細かくカスタマイズしていくのは、面倒であっても決してイヤじゃないというのは、私の特性でしょうから、この点は他の人には耐えられないことかもしれませんね。
●シグマリオンII と IIIの最大の違い
シグマリオンII が III になって大きく変わった点は CPU と 画面の大きさ です。そのため、使い方がちょっと変わってきました。
前者の最大のメリットは、 PocketDos が大変使いやすくなったということです。これで閲覧だけといっても、実感としては、十分使える！です。
後者では、特に最近、業務としても多用するようになったPDFファイルが十分見やすくなったというメリットを感じます。そのため、現在は、作業中のデータやら、成果品をPDFにして持ち歩くということが多くなりました。１GのＣＦが十分役立ってくれるというわけです。
また、地図の閲覧も、ソフトの進化とともに随分使いやすくなってきました。今では デスクトップで必要な画面を切り取ってシグマリオンＩＩＩに入れておく なんて使い方もよくやっています。
ＰＰＣやノートパソコンと比較した場合でも、画面サイズが８００×４８０というのは、かなりの利点だと言って良いでしょう。
こうやって書いてきてみると、個別に長所・利点をとりあげて論ずるのはかなり面倒だし、必ずしも的を射ているとは思えなくなりました。
率直に言って、私はこの機械を最近とても気に入ってきているのですが、それは、次のような点にありそうです。
- 最近、ソフト環境が整ってきて、ＰＣでしかできないことが少なくなり、殆ど大抵のことがこれだけで出来るようになってきた。
- ＣＰＵのスピードは十分だとは言えないが、全体のバランスはかなり良い。
結局、私がシグマリオンＩＩＩを最も評価している点は、本体の小ささ・軽さ、即時スイッチオン・オフの軽快さにあって、モバイルにとって必要かつ十分な機能を持っているということでしょうか？
現在、シグマリオンＩＩＩは、外で、インターネットやメール、ちょっとした文章書きはもちろんですが、様々な文章を読んだり、確認したり、画像（動画）や地図を見たり、音楽やお絵かきを楽しんだりするのに最適な機械となっています。
どうも私は、シグマリオンIIIの最大の評価点を損なってまで、これ以上の機能をモバイルに求めようと思っていないようなのです。
2004年１月